【歴史を感じられる場所、岡崎市の魅力】
愛知県の真ん中にある岡崎市には、地元の人々が古くから大切にしている文化がいくつもあります。愛知県といえば県庁所在地である名古屋市がとても有名ですが、岡崎市にも見どころがたくさんあるんですよ!
特に有名なのが、岡崎公園の中にある大きなお城、岡崎城です。そして、こってりとした味で知られる八丁味噌のお店もあり、濃厚な味噌を使った料理を楽しむことが出来ます。味噌は日常的に使う調味料のひとつなので、お土産にしても喜ばれますね。
今回は、岡崎城の魅力と八丁味噌メーカーであるカクキューをめぐる旅をご紹介していきます!
【徳川家康が生まれた城、岡崎城】
2006年に日本の100名城が定められた際、岡崎城もそのひとつとして選ばれました。岡崎城の特徴は、お城を囲む公園がとても広いことです!公園の入り口近くを流れる川沿いには桜並木があって、冬の終わりから春にかけて大勢の人でにぎわいます。

岡崎城が人々に広く知られているのは、何より徳川家康の生誕地であることが理由です。お城の中に入れば、5階からは岡崎の街を眺めることが出来てとても気持ちが良いです。ただ、狭い階段をひたすら登るのがなかなか大変!健康体の私でも息が切れてしんどい思いをしました。岡崎公園を観光するなら、岡崎城の中を見学するプランは前半に組んでおいた方が良いでしょう。
岡崎の街を眺めながら、「徳川家康もこうやって街を眺めていたのかな?」なんて想像してみて下さい。当然のことながら、当時と現在では街並みは大幅に違っているはずです。とはいえ岡崎城に立ち、かつての徳川家康と同じ視点に立っていると思うと不思議を楽しめますよ。
【愛知名物の味噌煮込みうどん!そして味噌のソフトクリームに感動】
岡崎城のある岡崎公園から徒歩圏内に、八丁味噌のメーカーであるカクキューがあります。こちらでは八丁味噌を作っている工場を見学できるほか、味噌煮込みうどんや味噌のソフトクリームを食べることが出来ます。売店もあってお土産を買うにもオススメ!!

この日、味噌煮込みうどんを食べたのは『食事処 休右衛門』というお店です。このお店は1年のうち定休日が12月31日と1月1日だけなので、基本的には毎日営業しています。ただ、開いている時間は午前11時~15時まででラストオーダーが14時半です。こちらへ行く場合には、お昼ご飯の時間に合わせてスケジュールを組むと良いでしょう。
カクキューで何よりインパクトがあったのは、味噌のソフトクリームでした!今までいろんな観光地へ行ってそこでしか食べられないソフトクリームを食べてきましたが、「味に無理があるな~」と感じることばかりでした。そのため、正直なところ味噌のソフトクリームにもほとんど期待は感じていなかったです。ところが期待をせずに食べたためか、その美味しさに感動!例えるなら塩キャラメルのようで、甘さとしょっぱさが絶妙なバランスに整えられています。ほかのソフトクリームだと1人で1個はやや多くて食べきれない時があるのですが、味噌のソフトクリームは楽勝でした!!
また岡崎市を旅行する時にも味噌煮込みうどんを食べたいですが、それよりも味噌のソフトクリームへの気持ちの方が強いです。
味噌は発酵食品であり、健康維持のためにも良い食べ物です。愛知の文化に触れることが出来、美味しい物を食べらえて、心もお腹も十分に満たすことの出来たひとときでした。
