長男の幼児期、たびたび蕁麻疹が出ていました。
蕁麻疹が発症する原因は、下記のようにたくさんあります。
食物: 魚介類(サバ、マグロ、サンマ、エビ、カニなど) 肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など) 卵、乳製品(鶏卵、牛乳、チーズなど) 穀類・野菜(大豆、小麦、ソバなど) 食品添加物: 人工色素(黄色、赤色など)、防腐剤(パラベンなど) 薬剤:抗生物質、解熱鎮痛薬、咳止めなど 植物・昆虫: イラクサ、ゴム、蜂など(触れたり刺されたりして起きる) 感染症: 寄生虫、真菌(カビ類)、細菌、ウイルス 物理的刺激: 機械的擦過・圧迫、寒冷、日光、温熱、振動など 運動・発汗: 内臓・全身性疾患:血液疾患、膠原病、血清病など 疲労・ストレス:身体的なもの、精神的なもの |
公益社団法人 日本皮膚科学会より
様々な要因が考えられます。
私自身も一時期、シャワーを浴びたら蕁麻疹が発症してた時がありました。すぐに引く軽いものでしたが。
長男が2〜3歳の頃、蕁麻疹がバーっと体中に発症し、痒い痒い!となりました。初めての時はどうしていいかわからず、どんどん広がっていく蕁麻疹にオロオロ…。
しかも夜です。病院は閉まっています。機嫌も悪く泣き出したりもして、悪循環。おさまる気配もありません。
そこで救急病院に連れて行きました。救急病院はあまり詳しいことは言ってくれず、薬をもらって、翌日病院に行ってください、ということでした。しかし、蕁麻疹はおさまったので、病院には行きませんでした。
しばらくしてまた同じようなことがおき、また救急病院に行きました。
そんなことを繰り返していたら、行くとなおる、ことに気がつきました。薬は飲ませなくても。
精神的なことかもしれないし、外に出ることで体が冷えるからかもしれないし、時間が経過したからかもしれない…理由はわかりませんが、
一度車には乗ったものの、救急病院が近くなった時、眠っていたし、様子を見てみよう、とそのまま帰り、蕁麻疹も落ち着いたことがあります。
そんなことがありましたから、蕁麻疹が起きても、慌てず様子を見ることができるようになりました。
しかし、長男は痒がります。そこで皮膚に塗るものを探しました。
そして、すごく効果を感じたのは、ティーツリーでした✨
私が買ったのは、オーガニックのティーツリーウォーター。そのまま、ピタピタ、塗ることができます。ひんやり、スーッとするので気持ちよさそう。ゆっくりじっくり塗っていると、次第にスーッと長男も眠ります。蕁麻疹も少しずつ引いて行きました。我が家の必需品として長い間重宝しました。
ティーツリーは、フトモモ科コバノブラシノキ属の常緑植物、学名はMelaleuca alternifolia。精油のティーツリー油はこの植物の葉から抽出されたもの。精油は消毒、皮膚の問題に用いられ、スキンケア用品に配合されることもある。皮膚刺激性のあるシネオールの少ないものが医療用に推奨されている。 (ウィキペディアより)
殺菌、免疫力アップに優れている万能薬的存在で、過去、ヨーロッパの軍隊でも使われていたほど。
体への作用:去痰、抗ウイルス、抗真菌、発汗、免疫促進、強心作用
抗寄生虫、抗菌、強壮、循環促進、創傷治癒、免疫調整、リンパ刺激
心への作用:刺激作用
その他の作用:殺菌、消毒、殺虫作用
(アロマテラピー精油事典、すべてがわかるアロマテラピー大辞典より)
蕁麻疹の項目には、カモミール、シトロネーラ、マヌカ、ラベンダー、ローズ他、私が知らない精油も書かれてありました。逆にティーツリーはなかったので、そちらを先に試した方がいいかもしれません。抗炎症が共通作用です。
なぜティーツリーがよかったのか…蕁麻疹の原因がウイルスや菌だったかもしれませんね。それか、単にスーッとして皮膚温度が下がったのが良かったのかも?
それ以来、皮膚疾患には、いろんなハーブウォーターを試すようになりました。